井戸・ポンプの施工・修理・メンテナンス-有限会社工藤電業【仙台市若林区沖野】

ポンプ・モーターのプーリーのサイズの決め方

農業用のポンプでは、ポンプ部とモーター部がカップリング接続ではなく、ポンプ部とモーター部を、ベルト接続をしている場合がよくあります。
この場合、「ポンプに付けるプーリー」と「モーターに付けるプーリー」のサイズを決める必要があります。
ではその方法とは?

A:まずは必要水量・必要揚程から、ポンプ機種・出力・回転数が決まります。

B:Aのポンプ出力よりモーター機種・出力・回転数が決まります。

当然、「ポンプ出力(kw)=モーター出力(kw)」これを合わすので、
ポンプ回転数(min-1)≠モーター回転数(min-1)回転数は、このようになってしまいます。
この時、回転数の違いを調整するため、二つのプーリーのサイズを変えることで、ポンプ・モーターのバランスを保ちます。

C:ここで、前提となるのが(こうしないと馬力オーバーで故障する)ポンプ定格回転数>ポンプ軸の実際の回転数


モーター回転数は、
50Hz 2Pで
2800~2900min-1
50Hz 4Pで
1400~1480min-1
50Hz 6Pで
900~980min-1
程度です。実際にはカタログを参照下さい。
プーリーの直径は2~8inch程度で0.5inchづつの段階で小売りしています。

ポンププーリー/モータープーリーのどちらの直径が大きくなるかは、必要回転数の違いしだいなので、計算してみて下さい。

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